コロナウイルスもありなかなか外に出づらい日々が続いております。
しかし気づけばもう3月。
いつの間にか「あれ、今日暖かいね」なんて日が増えてきました。
そうなってくると気になるのが、そう
紫外線!!!
まだ早いのでは?と思う方もいらっしゃるかと思います。が!!!全然そんなことはありません!
実はもう紫外線は強くなってきて予防が必要!
近くのドラッグストアでは早くも店頭に日焼け止めが並んでいましたよ!
ということで今回は
- 紫外線対策、何すればいいの?
- 子どもも使える日焼け止めある?
など、主に女性目線、ママ目線でまとめてみました。
現在の紫外線情報
上のリンクは国土交通省の気象庁HPです。
毎日の紫外線状況をチェックできます。

これは昨日、2020年3月4日の12時予報の紫外線情報です。
昨日は全国的に曇りや多くの地点で雨でした。

比べてみるとわかりますが、雨や曇りでも紫外線は降り注いでいます!
雨の日でUV指数が1〜4くらいなので、晴れたら…と考えるとかなりわかりやすいかと思います。
紫外線とは?

紫外線には
- UVA(紫外線A波)
- UVB(紫外線B波)
- UVC(紫外線C波)
の3つがあります。
UVA
UVAは3つの中で1番波長が長く、雲や窓ガラスを突き抜けて降り注ぐという特徴があります。
そのため肌表面だけでなく、UVAの約30%が肌の奥深くにある真皮層にまで到達して、しわやたるみ、シミといった光老化の原因になったり、皮膚がんを誘発したりします。
地上に届く紫外線全体の実に95%はこのUVAです。
UVAは赤みや炎症などをほとんど引き起こさないため気付きにくいですが、浸透力がかなり高いため、肌に大きなダメージとなります。
そしてUVAによる影響はある程度時間が経ってからでるので、夏以外でも対策が必要です。
UVB
UVBはUVAよりも波長が短く、窓ガラスを通り抜けることはないです。
しかし、長時間当たると皮膚が黒くなったり赤くなったりする、いわゆる「日焼け」の原因になります。
また、UVBはエネルギーが強いためサンバーン(皮膚が火傷したようにヒリヒリと赤く痛む日焼け)やサンタン(メラニン色素によって皮膚が褐色になってしまう日焼け)といった肌表面の急激な変化をもたらします。
UVC
UVCは波長が一番短く、地上まで届きません。
間違った判断していませんか?
紫外線は夏に強いから、夏に日焼け止めを毎日塗って対策しよう!という方いませんか?
実はこれ・・・間違いです!!!!
先に説明した、シミやしわの原因となるUVAが1年の中で4〜5月が最も多く降り注ぐのです!
まだ夏になってないから・・・と対策を怠っていると春先にUVAのダメージを受けてしまうのです。
また、4月と9月の紫外線量はほぼ同程度だそうです。
つまり、紫外線対策は少なくとも4〜9月は最重要なんです。
・・・少なくとも?と思った方いますよね?
本当は1年中UVケアをする方がいいんです。
日焼けを気にしてUVBを対策するときは真夏シーズンだけでいいのかもしれませんが、肌をきれいに保つためにはUVAを対策するために、毎日ケアすべきです。
冬の方が太陽の位置が夏よりも低いため、紫外線のダメージでシミの元が出来やすいとも言われているので、毎日ケアがオススメです。
正しい日焼け止めの塗り方はご存知ですか?
外出する前にささっと塗って・・・というのは間違いです。
正しい塗り方をしていないと、日焼け止めの効果は40%ほどしか発揮されないです。

出かける30分前に塗る
日焼け止めが肌に馴染んで成分が効果を発揮するまでに30分かかると言われています。
家を出る直前に塗ってもまだ紫外線対策の効果がないため、しっかり30分前には塗りましょう。
塗り残しNG
例えば顔に日焼け止めを塗る場合、顔の中でも面積の多いおでこやほっぺたにはしっかり塗ると思います。
しかし、耳の後ろや鼻の周りも気にしていますか?
鼻はムラが出来やすく日焼けしやすいので、他の部位よりもしっかり塗っておいてください。そして軽く押さえつけるようにするといいです。
基準量塗る、使用期限を守る
ついついケチってしまう方、正直逆にもったいないです。
塗る量が少ないと効果が発揮されないので使用料には十分気をつけてください。
あと、時々「去年使っていた日焼け止めを今年も使えるのかしら?」と考える方がいますがこれもNGです。
日焼け止めには使用期限があり、多くは開封済みだと使用期限は1年以内です。
日焼け止めとしての効果は1年以上持ちますが、化粧品の劣化や細菌の繁殖によって肌荒れを起こしてしまうため使用期限を守る事が肌のために大切です。(日焼け止めに防腐剤が入っていても、細菌の繁殖を完全に防ぐことは不可能です)
毎日ケアをするようになれば、「あ、去年の日焼け止め・・・」なんて事はなくなりますから、習慣化が大切ですね。
塗り直しをする
例えSPF値が高くても、日焼け止めの塗り直しは非常に大切です。汗をかくと落ちてしまいますからね。
塗り直しのイメージとしては2、3時間に1回です。
女性は化粧をしていると思うのでその上から日焼け止めを塗るのは難しいですね。

UV星 スター 100ml日焼け止めスプレー UV 日焼け止め 化粧品
こんな化粧の上からスプレーできるタイプの日焼け止めもあります。
髪の毛も紫外線のダメージを受けるので一緒にスプレーしておきましょう。
紫外線に気をつけるべき時間帯は?
紫外線が1日の中で最も多い時間帯は10〜14時です。
この4時間で、1日に降り注ぐ紫外線のおよそ60%を占めていると言われるくらい多いです。
晴れの日だけでなく曇りの日でもUVAは肌に届いてしまうので「今日は曇りだから日焼け止めを塗らなくて大丈夫!」ということではありません。雨の日でさえ約20%の紫外線が届いているようです。
紫外線のダメージは体内に蓄積されてしまうので、こまめに適切なケアをしましょう。
子どももしっかり紫外線対策を

紫外線は骨たや歯の形成に欠かせないビタミンDの生成に必要であり、また、体内のホルモンバランスを保つのに重要です。
しかし1960年頃より、紫外線がDNAを傷つけてしまう事がわかり、特に白人の多い国が紫外線対策を講じるようになりました。
WHOからは
『一生に浴びる紫外線の半量以上を18歳までに浴びる』
と言われており小さい頃から紫外線のダメージを蓄積してしまう事が懸念されています。
子どもの皮膚は大人の半分ほどの薄さといわれており刺激に弱いため対策が必要です。

ニベアサン プロテクトウォータージェル こども用 SPF28(120g)【ニベア】[日焼け止め ベビー]
この日焼け止めは赤ちゃんから使えるタイプなので帽子と一緒に活用するのにオススメです。
まとめ
紫外線は肌や健康に影響を与えます。
とはいっても太陽の光を浴びるとストレス発散の効果が期待できたり、体内のビタミンDの生成を促進したりと、決して悪影響ばかりでもないのです。
- 気をつけるべき紫外線はUVAとUVB
- UVAは皮膚がんやシミ、しわなどの影響が出る
- UVBは肌が黒くなる、いわゆる日焼けの原因
- 日焼け止めを塗るときは外出の30分前に規定量をたっぷりと!
- 1年前の日焼け止めは細菌の繁殖が心配されるため使わない
- 子どもも紫外線対策は大切
日焼け止め、今回は一般的な塗るタイプとスプレータイプについてでしたが、近年
『飲む日焼け止め』
も注目されています。楽天市場で価格を見てみましたが、平均月に2500円〜のものが多いように感じました。
紫外線対策は毎日続けていく事が大切です。近い将来というより、3年後、5年後も綺麗な肌でいられるようケアしていきましょう!
ご覧いただきありがとうございました。

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