うちの長女ちゃん、この季節に風邪引きました。
特に寒い日ではないのになー…と考えていたとき、『夏風邪』という言葉を思い出しました!
- 夏風邪とは何か
- 原因は何か
- 対策できることはあるのか
についてまとめていきます。
夏風邪と冬風邪の違いについて

「風邪」と聞くと、なんとなく冬に多いイメージですよね。
でも、夏場だって風邪はひきます!
冬の風邪と夏の風邪にはそれぞれ特徴があります。
冬風邪
冬に流行る風邪は、寒冷、そして乾燥を好みます。
寒くなると空気も乾燥しますもんね。
対策として加湿器をつけたり防寒着で暖をとったりするかと思います。
また毎年流行するインフルエンザや、2020年の初めの冬はコロナウイルスの流行もあり、マスクをつける、手洗い・うがい・消毒などよりウイルス対策を強化しました。
夏風邪
一方夏風邪は、高温・多湿を好みます。
そのため梅雨の頃から夏にかけての、ちょうど今の時期にウイルスが活発になり流行します。

ウイルスによって好む時期が違うのね・・・
気をつけるべき代表的な夏風邪
夏風邪といえば、何があるかわかりますか・・・?
名前を聞いたことある方が多いと思います。
3つの代表的な夏風邪の種類とその特徴について今からまとめていきます。
(以下、病院検索iタウン参照)

ヘルパンギーナ
4〜10月頃に子どもを中心に流行するヘルパンギーナ。
ヘルパンギーナは発熱とともに喉にできる水ぶくれ(水疱)が特徴的な病気です。
この水ぶくれがしばらくすると破けて潰瘍(かいよう)ができます(粘膜や皮膚の表面が爛れてしまう)。
大人はそこまで悪化しないことが多いですが、低年齢の子どもは高熱を引き起こしてしまうことがあります。

病院に行くと、夏場はよく注意してください、と言われます。
経口、景気道感染でウイルスが体内に入り、3〜6日ほど潜伏したのちに高熱が出て発病します。
口の中に1〜4mm程の潰瘍を作り、これが痛みを伴うため食事が取れなくなったり機嫌が悪くなる、よだれが多くなるなどの症状が出ます。
暑い季節ですので脱水症状を起こさないように注意が必要です。
ヨーグルトやアイスクリームなど、冷たく、固形物ではないものは刺激が少なく口に入れやすいです。
特効薬はないため、対症療法(症状を緩和するための治療)が中心となります。
- 発熱とともに口の中に水ぶくれができる。
- 熱は1〜4日続く。
- 水ぶくれ、潰瘍は4〜6日続く。
- 痛みが出るため、食事が取れなくなったりよだれが出やすくなる。
- 特効薬はない。
手足口病
名前の通り、手や足に水疱性発疹がでたり、発熱を起こしたりする手足口病。
急に38度台の熱が出て、それから手や足の発疹や口の痛み(口内炎ができることが多いです)が見られます。
熱は2、3日で下がり、発疹は3、4日で次第になくなっていきます。
特効薬はないため、熱や痛みに対する処置になります。
症状が治った後もしばらく便にウイルスがあるので感染に注意が必要です。
- 手や足に発疹ができる。
- 熱は2、3日続く。
- 発疹は3、4日続く。
- 特効薬はない。
プール熱(咽頭結膜熱)
目や喉に症状が現れるプール熱。
正式な名称は咽頭結膜熱(喉に起こる症状、咽頭炎+目に起こる症状、結膜炎)ですが、夏場にプールで流行することが多いことから、プール熱として知られています。
ウイルスの潜伏期間が5〜7日で、まず高熱で発症、その後喉と目に症状が現れます。
発熱は4、5日続きます。
予防としては、手洗いうがいが効果的です。プールでの感染を防ぐには、水泳前後のシャワーや洗眼をしっかり行いましょう。
学校保健法では、症状が治ってから2日間登校できません。
- 結膜炎、咽頭炎が起こる。
- ウイルスの潜伏期間は5〜7日。
- 発熱は4、5日続く。
- プールで感染しやすいため、洗眼や手洗いうがいをしっかりする。
どれも子どもがかかりやすく、また高熱が出るため、できることから予防していきたいですね!
こんな症状にも注意

梅雨の時期から気温はグッと上がり、湿気も増えてきます。
大人はまだ身体の作りが子どもよりはできているので、自己管理できますが、子どもはそうはいきません。
親として注意したいのが、熱中症と脱水です。
先にあげた3つの症状よりは軽いものの、日常生活の中で頻繁に起こりやすいのがこの2つです。
何度も言いますが、子どもは自分の身体の異変に気づきにくいです。
- こまめに水分補給をさせる
- 日陰で休ませる
- 冷たいものばかりの食事にしない
- しっかり睡眠時間を確保する
などなど、より一層注意して子どものことを見てあげてください。
水分補給は、喉が乾いてから、では遅いです。
喉が乾く前に飲みましょう。
人の身体は約60%が水分でできています。大人だと1日に1.5Lを水分補給で補う必要があります。コップ7、8杯くらいにあたる量です。

意外と多い・・・
朝や寝る前はもちろん(寝ている間は私たちが思っている以上に汗をかきます!)、日中もこまめに水分を補給して熱中症や脱水にならないように注意です。
軽度の脱水症状のときは水ではなく経口補水液を飲んだ方が早く体に浸透するので効果的です。

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困ったときはCMでもよく見かけるOSー1!
何本かストックがあると安心します。
水分補給をしっかりすることで、トイレに行く回数も増え、身体に老廃物がたまりにくくなるので一石二鳥です!
最後に

夏風邪についてまとめていきましたが、やはり病気の対策として最も大切なのは
手洗いうがいです!
しっかり予防・対策をしつつ、夏を楽しみましょう!
ご覧いただきありがとうございました。

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