気温に関係なく、四六時中指先が冷えっぱなしな冷え性。特にこの時期は寒さもあって辛いですよね。
私も冷え性持ちです。冷え性歴10年くらいですかね、気づいたら冷え性でした。
寝るときに冷えていてなかなか寝つきにくいのも悩みです・・・
女性は8割、男性でも4割の方が冷え性だというデータもあります。
なぜこんなに冷え性の方が多いのでしょう。
今回は
- 冷え性の原因は何?
- 改善策はあるの?
- 温かい飲み物がいいって聞くけどどうなんだろう
という悩みを持つ方にオススメとなっております。
冷え性の原因は?

女性はなぜ冷え性が多いのでしょうか。
冷え性の原因としては大きく4つあります。
筋肉量が少ない
筋肉は熱を生産します。筋肉が伸縮することでポンプのような働きをして血液を身体の隅々まで届けてくれます。そのおかげで体が温まるのです。
女性は元々男性よりも筋肉量が少ないため、熱量の生産が少ない上に、ポンプとしての働きも弱いため身体が冷えやすくなっています。
ホルモンバランスが乱れやすい
女性には月経や出産など男性にはない身体の変化があるため、男性よりもホルモンバランスが乱れやすいという傾向があります。
ホルモンバランスが乱れると、体温調節をする働きのある自律神経が影響を受けるため、血液の循環が悪くなり冷え性になりやすくなります。
また女性ホルモンがぐんと減る『更年期』では、冷え性がさらにひどくなる方が多いようです。
ストレスによる影響

家事や育児、そして仕事など私たちの生活の中には、ストレスを感じる部分が多々あります。
ストレスを感じると自律神経のバランスを崩しやすくなります。
自律神経はリラックスする状態で優位になる『副交感神経』と、緊張する状態で優位になる『交感神経』の2つがあります。
普段はこの2つがバランスを保って、身体の機能を調節してくれています。
しかし、ストレスを受け続けると『交感神経』が優位な状態が長く続き、身体が緊張し続けてしまいます。
これにより血管も収縮をし続けてしまうため、血液の巡りが悪くなり、結果冷え性を引き起こしてしまうのです。
生活習慣の乱れ
みなさん、毎日規則正しい生活送れていますか?
ついつい朝寝坊して朝食を抜いてしまったり、夜遅くまで起きてしまったりしていませんか?
本来体温は、早朝が1番低くて、起床して朝食を取ることで急激に上がり、夕方に1番高くなりまたそこから夜に向かって下がっていきます。
日本人の平均体温は36.89℃と言われており、1日の中での体温変化は1℃以内だそうです。
生活習慣が乱れると自律神経のバランスが乱れ、体温調節する機能が乱れて冷え性を引き起こしやすくなります。
また、現代では技術がかなり発達しているので、暑い夏は涼しい部屋の中で冷たいものを食べることができるし、寒い夏は暖かい部屋でこたつに入りゴロゴロしていられる…
身体の体温調節の機能を使わずとも生活できてしまうため、備わっている体温調節の機能が低下してしまっている人が増えてきています。
冷え性の改善策
冷え性を改善するには、まず生活を見直すのが1番の近道です。
朝一、食前に白湯をとる

朝起きてコップ1杯の白湯を飲むのがオススメです。
寝ている間に汗となって水分が身体から抜けていくため、乾いた身体全体に程よくしみ込んでいきます。また、熱すぎない適温(50度くらい)の白湯を飲む事で内臓が温められ、腸が活発に動きだします。
温かい白湯を飲む事で体も温まり血流が良くなるので冷え性の改善につながるのです。
また利尿作用によりむくみにも効くので嬉しい効果ですね!
白湯は1日飲む量としては大体600〜800mlにしてください。適量以上飲んでしまうと、逆に身体に必要な栄養素を流してしまったり、飲み過ぎによるむくみにつながってしまいます。
食後に白湯を飲むと消化機能の低下してしまいます。食後の胃は食べ物を消化しようと胃酸を多く分泌しますが、水分が入ってくるとその胃酸を流してしまうのです。そうすると食べ物がうまく消化されず、胃に負担がかかり胃もたれや疲れやすさが出てしまうので、飲むタイミングも大切です。
筋肉をつける
普段の生活の中で身体を動かしていきましょう。
筋肉が増える事で熱を生産してくれたり、血流が良くなったりします。
簡単にできる運動といえば
- 歩く時間を増やす
- エレベーターやエスカレーターばかりではなく階段を使う
- 座りっぱなしになりすぎない、伸びをするだけでも違う!
などなど。以前紹介した簡単ダイエットの運動は、本当に手軽で取り入れやすいのでぜひチャレンジしてみてください!
栄養バランスを考えた食事を摂る
やはり食事改善は冷え性対策において最も有効です。
なぜなら食事でとったエネルギーの約8割が熱となるからです。これを『食事誘発性熱産生』と言います。代謝のうちの1つに当たります。
食事をすると、身体は栄養素の一部を体熱として消費します。このため、食事をすると体温が上がるのです。
この時消費するエネルギーはタンパク質が最も多いため1日の食事の中でタンパク質の摂取は意識した方がいいです。
タンパク質には『動物性タンパク質』と『植物性タンパク質』があります。
動物性タンパク質は肉や魚、卵に含まれており、植物性に比べて血や肉を作るのに利用しやすいという特徴があります。
植物性タンパク質は大豆製品や豆製品です。動物性に比べて余分なカロリーや脂質を抑えてタンパク質を摂取できる特徴があります。
これらをうまく組み合わせて摂る事が推奨されています。
またよく噛んで食べる事で『食事誘発性熱産生』が高くなるので、1口30回を目安に噛みましょう。胃腸への負担が減ったり食べ過ぎを防いだりとたくさんのメリットがあります。
また毎食温かいスープがあると内臓が温まって食欲が出ますよ!
お風呂にしっかりつかる

1番身体を温めるイメージがつきやすいのがお風呂ですね。
夏場でも40〜42度のお湯に全身浸かる習慣をつけましょう。5分でだいぶ温まります。
半身浴は上半身が冷えるため冷え性の改善には向かないかと思います。
お子さんがいる家庭だと湯船に浸かる習慣が多いかと思いますが、ついつい時間がないから・・・とか、一人暮らしだと湯船に浸かる習慣がなかなかないかと思います。
入浴する時間のない人は浴槽に浅くお湯をはって、足湯をするのも効果があります。
体に優しいお茶を選ぶのもオススメ
家庭でのお茶は何を飲んでいますか?麦茶が多いですかね。
麦茶は体温を下げる効果があります。また麦茶にはカリウムが含まれているため利尿作用があり、尿と一緒に熱が体外に排出されます。
麦茶にも良い効果がたくさんあるため、「麦茶を飲む=悪い」ではありませんが、冷え性の方は控えた方がいいと思います。

その中でも私がオススメするのはたんぽぽ茶です!
たんぽぽは地中で育つので自身に熱を蓄える性質があるので、『体温上昇』の面で冷え性にオススメです。
たんぽぽ茶は古来より漢方薬にも使われている健康茶で冷え性だけでなく
- 妊活・不妊改善
- 母乳の出が良くなる
- 生理痛、生理不順の改善
- 更年期障害
- 便秘改善
- 胃もたれ・食欲不振改善
- 高血圧の改善
- 肝機能の改善
など、まだまだたくさんの効果があり、女性だけでなく男性にもオススメなお茶なんです。
妊婦さんにもオススメされているので、
とっても体に優しいお茶なんです!

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ノンカフェインなので子どもも一緒に飲めるのもいいですよね。
まとめ
冷え性の改善はすぐに効果が出るものではありません。
- 冷え性の原因は、筋肉の少なさ、ホルモンバランスの乱れ、ストレス、生活習慣の乱れ
- 朝起きて白湯を飲む
- 筋肉をつける
- 食を見直す
- 湯船に浸かる
- 飲み物を見直す
しかし生活習慣を改善する事で冷え性を解消することはできます。
できることから少しずつ取り組んで改善していきましょう!
ご覧いただきありがとうございました。
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